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富士山は典型的な成層火山として、緩やかな斜面と四方に広がる広大な裾野をもっています。また、スカイラインは、山頂に近づくにつれて急になり、大きく広がった裾野から雄大な山頂部へとその美しさを際立たせています。
富士山の火山活動の主な源は、大平洋プレートがフィリピン海プレートの下へ、他の富士火山帯の火山と同じように沈み込んでいることによるものといわれています。日本付近の3つのプレートが重なり会い、南海トラフが伊豆半島の本州への衝突のため北へ折れ曲がったあたりに位置しています。
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● 地質の特徴
富士山は、活発な噴火活動の繰り返しの結果、溶岩と火山礫や火山灰などが幾重にも積み重なった成層構造をしています。その火山噴出物は玄武岩質で、日本の火山の大半が安山岩質であることから大きな特徴となっています。
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● 貴重な地形・地質現象
玄武岩質の溶岩は、粘性が低く、流れやすいので広範囲に広がり、数多くのの溶岩洞穴や溶岩樹型などの特殊な地形を生み出しました。
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● 溶岩洞穴と溶岩樹型
溶岩洞穴は、溶岩が流れて固まる時に、固まり方の遅い中心部の溶岩が流出したり溶岩内部のガス放出により、空洞になったと考えられ、流れた時は1000度近くあった溶岩が次第に冷え固まってきた様子を見ることができます。溶岩樹型は、溶岩流が樹木を焼きつくし、その跡が空洞として残ったもので、当時の森林の様子や溶岩の流れた方向などを教えてくれます。
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● 大沢崩れ
富士山は約1万年前にほぼ現在の形がつくられたまだ若く新しい火山です。それでも風雨雪にさらされて少しずつ侵食され、谷がつくられています。その中でもっとも大きなものが大沢で、富士山の西側の頂上直下からのびて、約1000年前からでき始めたといわれています。
富士山の東側には噴火によってたびたび火山灰でおおわれますが、西側には火山灰の降下も少ないので大沢崩れのような大きな沢が残ったと思われます。
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