出典:
富士山の自然と恵み(静岡県)
地下水や湧水はどんなところからでるの?
富士山が生み出す豊富で良質は地下水は、古くから山麓の人々の生活用水、農業用水として利用され、近年では、製紙、化学、電子機器などの工業の発達にも大きな役割を果たしています。
富士山の地下水は多量で一定温度を保ち、溶け込んだ成分が比較的少ないため、生活用水、工業用水として最適とされ、西麓では鱒の養殖にも利用されています。
また、湧水やその周辺は人間にとってだけでなく、動物や植物にとっても貴重なオアシスとなっています。
最近、その大切な地下水の汚染や量の減少が指摘されています。私たちは適切な利用によって、この水源を守っていかなければなりません。
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湧き水の源
(みなもと)
富士山には、年間約22億トンの雨や雪が降り、蒸発散を考慮すると日量約450万トンの水が地下水として蓄えられていると考えられています。
地下にしみ込んだ水は、長い時を経て、麓の何層にも重なった溶岩の隙間から地表に湧き出し、清らかな湧水として、また、井戸水として私たちの生活を潤しています。富士宮市の湧玉池、白糸の滝、三島湧水群の小浜池や柿田川はこの代表例です。
柿田川のきれいな流水で
そだっているミシマバイカモ
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湧玉池
富士宮市には、富士山本宮浅間大社の境内に溶岩から玉のように湧き出ている湧玉池があり、天然記念物に指定されています。
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小浜池
小浜池は三島駅前の楽寿園にある湧水池のひとつで、美しい日本庭園に囲まれ、、富士山三島溶岩流の末端から湧き出しています。付近には、水泉園や菰池などもあり、三島湧水群として呼ばれています。小浜池の湧水は、残念なことに年々その水量が減少し、池底に溶岩の肌を見せるようになってきています。
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白糸の滝
日本百景に選ばれた白糸の滝は、富士山白糸溶岩流の末端から芝川へ注ぐ、流麗な滝です。大小数百の白糸のような湧水滝からなる、高さ20m、幅200mにも及ぶこの滝は、古来から多くの歌人によって、その美しさを歌に詠まれてきました。
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柿田川湧水
富士山の自然の恵みを存分に受け、『名水百選』の名にふさわしい日本一の水量を誇る清流、柿田川。富士山からの地下水は、大小数十ケ所の湧き出口から、1日約120万トンもの量が湧き出ます。この澄んだ湧き水は、周辺地域35万人の飲料水として重要な資源となっています。
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