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富士山の動・植物
植物たちのシンフォニー
高さによって異なる植物の垂直分布
ウラジロモミ林
 日本一の標高を誇る富士山には、2,500m以上の《高山帯》から700m以下の《丘陵帯》まで、見事な植物の分布を形成しています。(標高が100m高くなると気温は0.6度下がります)富士山には静岡県内に生息する植物種(シダ類以上)の約半数近くが分布し、貴重種、重要種とされるものも多種にわたって生息しています。
静岡県側(南面)の垂直分布図
 自然界では草原や森林、そして水辺に生きる小動物、これらを糧として生きる鳥や獣というように、生物や水、土壌などが互いに関わりあいながら、ひとつの生態系を形成しています。このうち、どれかひとつが欠けてもこの自然界のしくみは崩れてしまいます。残念なことですが、富士山の自然は年々減少しつつあります。四輪駆動車やオートバイなどの道路以外への乗り入れによる植生の破壊や、貴重な草花などの心無い採取による減少は悲しいことです。
 私たちに美しい風景を見せてくれる富士山の自然を守るとともに、より素晴らしい富士山の自然を育むよう、一人ひとりが真剣に考え行動していく心掛けが大切です。

火山荒原に生息域を広げつつある植物たち

マメザクラ(別名フジザクラ)
ヤマボウシ
 
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