富士山砂礫地に森を蘇らせよう 富士山ナショナル・トラスト



富士山東南部は、292年前の宝永噴火で森林が消失したまま広大な砂礫地となっており、時には雪崩れ等の災害の原因となっています。

そこで、バツコヤナギや野草などの本来の先駆植物を植えて、 厳しい自然環境の中で少しでも早く森林を復活させようと努力しているボランティア団体です。

具体的には、毎年4月29日から6月にかけて前年ふもとで養生した幼苗を御殿場口五合目、 鈴丸尾、須走口五合目の砂礫地に植樹して、野草の種子を蒔きます。 夏から秋にかけては、富士山麓で自然観察会をしながら枝を採集して 休耕田に挿し木をして翌年の植樹会に備えます。又、 現地に多い野草の種子を採取して調整した上、 やはり翌年の種蒔きの準備をします。 この間、食べられる野草の研究や、地元の文化の一つ、『エンドリ餅』の試食会などの楽しい会を開催しています。

平成12年の活動日は年初に決定しますのでネットワークのホームページか、 直接事務局までお問合せ下さい。(事務局 電話 / 0550-89-2530)
参加者は当日年会費(2,000円)の会員になっていただき、都合の良い日に自由に参加して頂きます。
御殿場I.C.より約15分の富士社会教育センターに、朝8時30分集合し、3時過ぎに解散するのが通常の活動予定です。